ももえサイズ(2)

県立鷹城高校改め死神高校(未完成)。
先月もえちゃんは校舎を斬って存在を肩代わりしたので、自分の体で修復中――。
と、何だか今回たまみちゃんの出番が多い!? 私を倒して主役の座をのっとろうという魂胆なんだね! 親友の裏切り…ここまで来い!大凶作となった天保二年、甲州勝沼、逃散家族を三人の牢人が襲った。
亭主が殺され、女房が犯されそうになったとき、それを救ったのは、女房おつるの幼馴染で、十五年前、人を殺して村を出奔していた喜三郎だった。
そこへ喜三郎を追ってきたのは尾張藩隠密だった。
飢餓状態の廃村で二人は対決!!日本の風景には神が宿っているという。
それらを畏れ、賛仰する精神は、古代から継承されてきた日本人固有のものだ。
その風景の代表が奥日光である。
勝道上人が開山した遠い時代の霊場としての空間も、いまや神人和楽の場と化しているが、人の目のとどかない季節や早暁にふと垣間見る作者の風景には、依然として神宿るがごとき美しさが写しとられている。
日本人のDNAともいえる「農」の記憶が消えゆく風景のなかによみがえるとき、作者は言い知れない懐かしさを覚えるという。
日本の風土を特徴づける美しい四季の風景とともに、山里もまた日本人の暮らしに欠かせない風景だったのだ。
日本を北から南へ駆け回っていた作者が、あるとき地元の「農」の風景に出合い、そこへ自己を対象化させていく。
ここには、奥飛騨の写真家といわれて久しい田草川譲のもう一つの目がとらえた、ふだん見落とされがちな小さな風景が拾い集められている。
年来のテーマである奥飛騨の自然風景・風土・暮らしとは別に山里で出合った花々のすがただ。
地元の人たちと同じに飛騨を愛しながら、一方で旅人であるという目線が、これらを作品のレベルにまで高めている。
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