夕やけ番長(3)

黒部塔介が大番長になった木曾中の番長連合は、悪事を重ねていた。
元大番長で白亜学園の紅小路弘は、学園の生徒が残酷なリンチを受けたことに対して謝罪を要求するが、黒部はこれを拒否。
二人の決闘が始まろうとする中、赤城が登場。
紅小路に代わり自分が黒部とケリをつけると言い出すのだが…。
サーカス団の一員である天馬三郎が転校してきた。
転校早々黒部をねじ伏せ、あっという間に番長連合の大番長へとのし上がる。
さらに忠治を潰すことを宣言するが、三郎の姉の雪江に初恋した忠治は相手にしない。
しかし、再三にわたる三郎の挑発に豪を煮やした忠治は徹底的にやっつける決心をする。
木曾中番長連合対白亜学園の相撲対抗戦が行われることになった。
この対抗戦は、これまでの番長連合の悪事に対する白亜の報復だった。
事前に白亜の闇討ちにあっていた番長連合は、試合でも一方的にやられてしまう。
そこに重傷を負った赤城が現れると、なんと右腕一本で次々と相手を倒していく。
東京に嫌気がさし、海を見るために旅にでた忠治。
週刊誌の記事で見かけた一泊二食つきで300円という格安の民宿に宿泊する。
だが、そこはボッタくりの宿でまんまとハメられ、宿泊代が支払えず漁師の仕事を手伝わされる。
都会人らしくない赤城は、民宿の主・不知火三郎に気に入られる。
小瀬が高校空手界の王者・鮫川巨鯨の弟をいじめたことがきっかけで、鮫川は小瀬を引き渡すよう忠治にせまった。
そんなある日、小瀬が鮫川兄弟につかっまってしまう。
散々弄ばれた小瀬は覚悟を決めるが、そこに赤城が現れる。
小瀬を取り戻すため、赤城はキックボクシングで空手王者に挑む。
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